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七十二候

第三十七候 涼風至 (すずかぜいたる) | 七十二候

七十二候「涼風至(すずかぜいたる)」は、夏の熱気が和らぎ、心地よい涼風が吹き始める頃を表します。厳しい暑さの中に秋の兆しを感じる、季節の変わり目の候です。 涼風至とはどんな季節か 「涼風至」は二十四節気「立秋」の初候にあたり、例年8月上旬に...
七十二候

第三十八候 寒蝉鳴 (ひぐらしなく) | 七十二候

七十二候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」は、夏の終わりにひぐらしが鳴き始める頃を表します。物悲しくも澄んだ声が響き、季節の移ろいと涼しさを告げる合図となります。 寒蝉鳴とはどんな季節か 「寒蝉鳴」は二十四節気「処暑」の初候にあたり、8月下旬頃を示...
七十二候

第三十九候 蒙霧升降 (ふかききりまとう) | 七十二候

七十二候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」は、朝晩に深い霧が立ち込める頃を表します。視界を包み込む霧は、秋の到来と静けさを告げる幻想的な風景を生み出します。 蒙霧升降とはどんな季節か 「蒙霧升降」は二十四節気「処暑」の初候にあたり、8月下旬頃...
七十二候

第四十候 綿柎開 (わたのはなしべひらく) | 七十二候

七十二候「綿柎開(わたのはなしべひらく)」は、綿の実を包む萼(がく)が開き、白い繊維が顔を出す頃を表します。晩夏から初秋にかけて、自然が秋支度を始める合図のひとつです。 綿柎開とはどんな季節か 「綿柎開」は二十四節気「処暑」の次候にあたり、...
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第四十一候 天地始粛 (てんちはじめてさむし) | 七十二候

七十二候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」は、夏の暑さが和らぎ、大地も空も次第に冷えはじめる頃を表します。自然が静まり、秋への入口を感じさせる節目です。 天地始粛とはどんな季節か 「天地始粛」は二十四節気「処暑」の末候にあたり、9月初旬頃...
七十二候

第四十二候 禾乃登 (こくものすなわちみのる) | 七十二候

七十二候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」は、稲をはじめとする穀物がたわわに実る頃を表します。黄金色に染まる田園風景が広がり、秋の収穫の喜びに満ちる季節です。 禾乃登とはどんな季節か 「禾乃登」は二十四節気「白露」の次候にあたり、9月中旬...
七十二候

第四十三候 草露白 (くさのつゆしろし) | 七十二候

七十二候「草露白(くさのつゆしろし)」は、早朝の草葉に宿る露が白く輝き始める頃を表します。涼やかな朝の気配とともに、秋の訪れを五感で感じられる時期です。 草露白とはどんな季節か 「草露白」は二十四節気「白露」の初候にあたり、9月上旬頃に訪れ...
七十二候

第四十四候 鶺鴒鳴 (せきれいなく) | 七十二候

七十二候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」は、秋分の初候にあたり、セキレイが澄んだ声で鳴き始める頃を表します。秋の訪れを告げる鳥の姿と声が、季節の移ろいをやさしく伝えてくれます。 鶺鴒鳴とはどんな季節か 「鶺鴒鳴」は二十四節気「秋分」の初候で、9月...
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第四十六候 雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ) | 七十二候

七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」は、夏の象徴であった雷鳴が収まり、空が静けさを取り戻す頃を表します。秋の深まりとともに、大地は冬への支度を始めます。 雷乃収声とはどんな季節か 「雷乃収声」は二十四節気「秋分」の末候にあた...
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第四十七候 蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ) | 七十二候

七十二候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」は、虫たちが冬ごもりのために地中へと姿を隠す季節を表します。自然界が静まり、冬の足音が一歩ずつ近づいてくる頃です。 蟄虫坏戸とはどんな季節か 「蟄虫坏戸」は二十四節気「立冬」の初候にあたり、例年...