七十二候

七十二候

第三十一候 温風至 (あつかぜいたる) | 七十二候

七十二候「温風至(あつかぜいたる)」は、夏の熱気を帯びた南風が吹き始める頃を表します。いよいよ夏本番を迎え、自然も人々の暮らしも活気に満ちる季節です。 温風至とはどんな季節か 「温風至」は二十四節気「小暑」の初候にあたり、例年7月上旬頃を示...
七十二候

第三十二候 蓮始開 (はすはじめてひらく) | 七十二候

七十二候「蓮始開(はすはじめてひらく)」は、蓮の花が池や沼で咲き始める頃を表します。早朝に静かに開く蓮は、夏の朝を彩り、清らかな美しさを届けてくれる花です。 蓮始開とはどんな季節か 「蓮始開」は二十四節気「小暑」の次候にあたり、例年7月上旬...
七十二候

第三十四候 桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ) | 七十二候

七十二候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」は、桐の木が花のつぼみをつけ始める頃を表します。真夏の盛りに、来春に向けた準備が静かに始まる自然の営みです。 桐始結花とはどんな季節か 「桐始結花」は二十四節気「大暑」の初候にあたり、例年7月...
七十二候

第三十三候 鷹乃学習 (たかすなわちわざをならう) | 七十二候

七十二候「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」は、鷹の雛が飛び立ちの練習を始める頃を表します。夏の盛りに、命の営みが受け継がれる力強い瞬間が訪れます。 鷹乃学習とはどんな季節か 「鷹乃学習」は二十四節気「小暑」の末候にあたり、例年7月中旬...
七十二候

第七十候 款冬華(ふきのはなさく) | 七十二候

寒さが残る冬の終わりに、ふきの花が顔を出す七十二候の一つ、款冬華(ふきのはなさく)。冬の冷たい大地の中で芽を出す姿は、春の訪れを知らせる象徴的な現象です。例年は2月中旬から下旬にあたります。 款冬華とはどんな季節? 七十二候は一年を72に分...
七十二候

第六十三候 鱖魚群 (さけのうおむらがる) | 七十二候

春、川をさかのぼる鮭の群れを表す七十二候の一つ、鱖魚群(さけのうおむらがる)。冬の海から母なる川へ戻る鮭の姿は、生命の循環と季節の移ろいを象徴します。例年は3月下旬から4月上旬にあたります。 鱖魚群とはどんな季節? 七十二候は一年を72に分...
七十二候

第五十六候 地始凍 (ちはじめてこおる) | 七十二候

冬の深まりとともに、大地が凍り始める七十二候の一つ、地始凍(ちはじめてこおる)。土の表面が凍結し始めることで、冬の到来を実感できる季節です。例年は12月下旬から1月上旬にあたります。 地始凍とはどんな季節? 七十二候は一年を72に分け、自然...
七十二候

第六十四候 乃東生 (なつかれくさしょうず) | 七十二候

夏に枯れる植物が芽を出す七十二候の一つ、乃東生(なつかれくさしょうず)。冬の間に休眠していた植物が春の温もりを受けて芽吹く様子は、自然の生命力を象徴します。例年は3月中旬から下旬にあたります。 乃東生とはどんな季節? 七十二候は一年を72に...
七十二候

第七十一候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる) | 七十二候

冬の寒さが最も厳しくなる頃の七十二候の一つ、水沢腹堅(さわみずこおりつめる)。川や沼の水が厚く凍り、流れも止まる時期を示します。例年は1月下旬から2月上旬にあたり、冬の深まりを象徴する季節です。 水沢腹堅とはどんな季節? 七十二候は一年を7...
七十二候

第五十九候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) | 七十二候

北風が木の葉を落とす七十二候の一つ、北風木の葉を払う(きたかぜこのはをはらう)。木々は冬支度を進め、落ち葉が舞い落ちる様子は季節の深まりを感じさせます。例年は11月中旬から下旬にあたります。 北風木の葉を払うとはどんな季節? 七十二候は一年...