四季・暦

七十二候

第四十一候 天地始粛 (てんちはじめてさむし) | 七十二候

七十二候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」は、夏の暑さが和らぎ、大地も空も次第に冷えはじめる頃を表します。自然が静まり、秋への入口を感じさせる節目です。 天地始粛とはどんな季節か 「天地始粛」は二十四節気「処暑」の末候にあたり、9月初旬頃...
七十二候

第四十二候 禾乃登 (こくものすなわちみのる) | 七十二候

七十二候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」は、稲をはじめとする穀物がたわわに実る頃を表します。黄金色に染まる田園風景が広がり、秋の収穫の喜びに満ちる季節です。 禾乃登とはどんな季節か 「禾乃登」は二十四節気「白露」の次候にあたり、9月中旬...
七十二候

第四十三候 草露白 (くさのつゆしろし) | 七十二候

七十二候「草露白(くさのつゆしろし)」は、早朝の草葉に宿る露が白く輝き始める頃を表します。涼やかな朝の気配とともに、秋の訪れを五感で感じられる時期です。 草露白とはどんな季節か 「草露白」は二十四節気「白露」の初候にあたり、9月上旬頃に訪れ...
七十二候

第四十四候 鶺鴒鳴 (せきれいなく) | 七十二候

七十二候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」は、秋分の初候にあたり、セキレイが澄んだ声で鳴き始める頃を表します。秋の訪れを告げる鳥の姿と声が、季節の移ろいをやさしく伝えてくれます。 鶺鴒鳴とはどんな季節か 「鶺鴒鳴」は二十四節気「秋分」の初候で、9月...
七十二候

第四十六候 雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ) | 七十二候

七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」は、夏の象徴であった雷鳴が収まり、空が静けさを取り戻す頃を表します。秋の深まりとともに、大地は冬への支度を始めます。 雷乃収声とはどんな季節か 「雷乃収声」は二十四節気「秋分」の末候にあた...
七十二候

第四十七候 蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ) | 七十二候

七十二候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」は、虫たちが冬ごもりのために地中へと姿を隠す季節を表します。自然界が静まり、冬の足音が一歩ずつ近づいてくる頃です。 蟄虫坏戸とはどんな季節か 「蟄虫坏戸」は二十四節気「立冬」の初候にあたり、例年...
七十二候

第四十八候 水始涸 (みずはじめてかる) | 七十二候

七十二候「水始涸(みずはじめてかる)」は、晩秋に田畑の水が干され始める頃を表します。収穫を終えた田んぼに静けさが戻り、冬支度を始める自然の姿を映す候です。 水始涸とはどんな季節か 「水始涸」は二十四節気「霜降」の末候にあたり、秋の終盤から初...
七十二候

第四十九候 鴻雁来 (こうがんきたる) | 七十二候

七十二候「鴻雁来(こうがんきたる)」は、シベリアから渡り鳥の雁が日本へ飛来する季節を表す言葉です。秋の深まりとともに、空を渡る鳥たちが季節の移ろいを告げてくれます。 鴻雁来とはどんな季節か 「鴻雁来」は二十四節気「寒露」の初候にあたり、例年...
七十二候

第五十候 菊花開 (きくのはなひらく) | 七十二候

七十二候「菊花開(きくのはなひらく)」は、寒露の次候にあたり、秋の深まりを告げる候です。気品ある菊の花が咲き始め、自然や人々の暮らしに季節の彩りを添えてきました。 菊花開の季節とは 菊花開は二十四節気「寒露」の次候で、例年10月中旬頃にあた...
七十二候

第五十一候 蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり) | 七十二候

七十二候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」は、秋の終わりに虫の声が戸口近くで響く季節を表します。澄んだ音色が夜を彩り、季節の深まりを感じさせてくれます。 蟋蟀在戸とはどんな季節か 「蟋蟀在戸」は二十四節気「霜降」の次候にあたり、晩秋の情景を...